ジョニーウインターの兄貴の「狂乱のライブ」
先発の「アンド・ライブ」と双璧を成す、名ライブ盤だ。
とにかくジャケットが素晴らしい。
初めて目撃したのは中学生の頃、級友の姉さんの部屋。
その瞬間、既に音まで聴こえてきた。
これは絶対けしからんロックだ!と思い、
借りて聴いたら、ぶっ飛んだ。
オープニングのボニーモロニーからラストまで一気に聴けます。
フェイザー掛けっぱなしの白いファイヤーバードを弾きまくる姿は、神鬼。
激しくも美しい。これぞロックンロール。
何々っぽいロック、ではなく、まさにロックンロール。
豪快なスライドギターも鳥肌ものだ。更に、歌も良いのだ。
70年代頃のキャッチフレーズは「100万ドルのギタリスト」。
$ですから。やくざで南部な雰囲気たっぷりでGOOD。
「〜の神様」「〜の王様」よりインパクト強し。
1990年に来日予定されて、チケットもGETした。
絶対に、けしからんライブに間違い無いと確信したが、
敢え無く来日中止。実に残念だった。
当時はジョニーに憧れて、ファイヤーバード1を使用していた。
オープンチューニングでスライド専門機のヤンチャな奴だった。
一度ジャケットをLPサイズでご覧あれ。
顔、完全にいっちゃってます。
あ、くたびれた親父や、ひ弱な子供は聴かない方が良いです。
責任持てません。申し訳ない。
最近は残念ながら体調も万全ではなく、視力もほとんど無いらしい。
しかし、ジョニーの魂は多くのギタリストに受け継がれているぜ。
God bless you.
[2007-11-05 投稿]