THE BABYSファースト・アルバム「ベイビーズ誕生!」
悲しくも、誰もご存知ないであろうベイビーズの1976年デビュー作品。
先日、希望によりアナログ盤を入手しましたので、
またもや知名度の低いアーティストですがご容赦下され。
何しろ、ここもベース&ヴォーカル(ジョン・ウェイト)なのです。
当時は子供ですので、LPレコードは高嶺の花。
町のレコード店に飾ってあるこのジャケットを見ては、
「ロックの人達って背広を着ていてもワルなんだ!」と思っていました。
近所の図書館にリクエストしても、
ハローやバスターは入荷してくれるのにベイビーズはNG。
仕方ないのでシングル盤「恋のチャンス」で我慢。
ですが、そのB面にボビー・ヴィントンの名曲のカヴァー、
「I Love How You Love Me」がカップリング。
ジョン・ウェイトのSexyでメタリックな声に、
クラスの女子にも話題騒然。
「もう、エアロやクイーンは古いわ! これからはベイビーズよ!」
と、宣言していた数人は、
その後あっさりとチープ・トリックへ移行。
30年以上の時は流れ、ようやく念願のアルバムを拝聴しました。
当時のライナーノーツも豪華なメンバーで、気合い入ってます。
サウンドは、バンド名ほどのポップさは無く、割と地味です。
80年代に入り大幅にメンバーチェンジをして、
AOR的になった頃には、既に興味を失ってました。
当時、聴きそびれたアルバムは、まだまだあるな。
[2008-11-13 投稿]